投稿者「staff-ari」のアーカイブ

公開日

ほっこり和紅茶

10月に入り暑さもコロナも少しおさまってきたようで、3か月ぶりに「ほっこり和紅茶の会」が開催されました☆

気候的にお外でも気持ちがいいので、ベンチで飲まれる方もちらほら。

本日は仲良くさせていただいる地域のアクティブシニアさんたちが遊びに来てくださいました。

たくさんの知識をお持ちなので会話も楽しい♪

壁にある世界地図をみて、色がないところは国境がはっきりされていないという話題に。

今までオブジェ化していた地図も注目されるなんて思ってもいなかったことでしょう。(忘れてはいけない、ここは学習支援にも使ってもらいたい場所でした)

他のお客様も会話に参加し「へぇ~ 勉強になる~!」など

いくつになっても学びのお話は心を満たしてくれるのでした♪

楽しいほっこり和紅茶の会、次回は11月10日(木)14:15~15:00

哲学カフェとのコラボ企画です!

事前申し込み制となっておりますのでご注意ください。

お待ちしております♪

 

公開日

みんな元気になあれ

敬老の日のお祝いが いきいき東豊中 でありました。

ちょうど出張駄菓子屋さんが来られている水曜日です。

「今日はホームで敬老の日のイベントがあるみたいです~」とお話をしていたら駄菓子屋さんから「麩菓子」のプレゼントをいただきました❣

ゲーム後のおやつタイムの時間になったら声をかけてくださいね!とスタッフさんに伝えていたら

コンコン。とノックが

たまたまお庭のベンチでお菓子を食べていた幼稚園児さんに、入所者さんへプレゼントのお渡しをお願いしたら、みんな元気よく「いいよー!」と(^^)

親御さんもぜひ中へ~ と入所者さんへサプライズ!

かわいい子どもたちからのプレゼントタイムはニコニコ笑顔で溢れていました♪

(ニコニコに浸っていたらシャッターチャンスを逃していました。。。逆にこどもちゃんがレイかけられてますね笑  とってもお似合い☆)

スタッフにも☆(お孫さんがいらっしゃるかたも多いので確かに!)

コロナ禍で敬老のお祝いが中止されるところがまだまだ多いなか、

ちょっとしたきっかけでも「ふれあう」ことの喜びやあたたかな空気感を味わえて元気が出ました(^^)

みなさん ありがとうございました♪

 

公開日

サマーコンサート♪

ななーるカフェが「いこっと」と言う子ども居場所事業に登録している関係から、大阪音楽大学(アートラボ同好会)の皆さんとつながる事が出来ました⭐️

8/27は入所者さんのお誕生日。

この方は音楽に携わる人生を送られていたようで、時々オルガンで童謡を聞かせてくれます。

お誕生日に何かしてあげられたらなぁ…とケアマネから相談を受け「せっかくならご近所の方もお誘いして音楽で盛り上がれたら…」

そんな想いからご依頼をしたところ、快くお引き受けくださいました✨

楽しい演出で会場を盛り上げてくださっています。

途中、入所者さんの演奏もあり、ご家族さまはとても感動されていました。

最後は衣装チェンジで大人向けの曲を。

素敵な歌声、ジャズトロンボーンの演奏で一気にムードがかわります。

皆さん聴き惚れています♪

最後にお誕生日の歌を歌ってくださり、ケーキをみんなでいただきました😊

たくさんの笑顔と感動をありがとうございました⭐️

このご縁を大切に今後もつながっていけたら嬉しいです☺️

 

公開日

ショーウィンドウ展示

8月初旬に豊中駅構内、市民活動情報サロンのショーウィンドウにいきいきライフ協会の展示をさせていただきました♪

昨年に続き今年で2回目になります。

前回は昭和な感じでまとめましたが、今回はかわいくさわかやに飾ってみました⭐️

豊中市と介護事業者連絡会主催の「いきてゆくフェス」で撮影していただいたホームの入所者さんのパネルがいい感じに活きてます♪(今年は10/30に岡町商店街付近で開催予定。私もボランティアで運営に参加させていただいてます😊)

展示物を見返してみると、昨年では思いもよらなかったつながりで色んなイベントが出来たと実感できました。

ななーるカフェの活動で、多世代交流、学習支援、介護予防、認知症への理解などで地域貢献が出来るよう新たな取り組みにチャレンジしてみたいと思います♪

公開日

若者たちとの交流 ②

夏休みがはじまり、大阪大学の看護学生さんがいきいきに実習にきていました🙌

地域交流の機会として、駄菓子屋さんの協力によりちょっとした看護や学習を兼ねたイベントを開催しました♪

この日は二階の昭和なスペースで駄菓子屋さんです☆

ナース服に着替えて実際に聴診器を使ってもらうと「電車の音がする」との反応も⭐️

当日は千里国際、豊中高校の高校生ボランティアさんもお手伝いに来てくれました♪

たまたま見学にいらしていた大阪大学の医学部生さんもいて、若者で溢れていました!

(おばあちゃんも混じってカードゲームや恋バナで若返りしていました♪)

宿題を見てもらう場面も。

入所者さんたちもスーパーボールすくいなど一緒に楽しんでいただけました♪

とっても楽しい思い出が出来ました(о´∀`о)

 

公開日

若者たちとの交流①

今年の夏休み期間はたくさんの学生さんと交流する機会がありました⭐️

まず最初は箕面自由学園の高校生たち。

豊中で活動する企業や事業所をインタビューするとの事で、いきいき東豊中に来てくれました🙌

いきいきは、介護スタッフ、看護師それぞれの視点でのコメントを。私は地域連携と言う立場での役割についてお話ししました。

暑いなか遠くから自転車で駆けつけてくれた生徒さんはみんなとっても素直で礼儀正しく、かわいかったです☺️

調子に乗って、最後はおばさんも指ハートで記念撮影させてもらいました♪

公開日

自分らしい最期とは

先日、豊中市千里文化センターとの公民連携事業として講演会を開催しました。

タイトルは「人生の最期を自分らしく生きるためには」

最近よく聞くACP(アドバンス ケア プランニング)のお話です。

参加者のご意見として、自分の最期は病院をイメージする方が多かったように思えました。

それはご自身の意志ではなく、周りに迷惑をかけたくないと言う思いから…

在宅ケアは地域の医療福祉関係者などと手を組んでチームで支えます。何となく在宅はハードルが高いと思われていた方へは訪問看護というサービスを知ってもらえるきっかけになったのではないでしょうか。

続編希望のお声もいただき、どこかで開催出来る機会を探します(`_´)ゞ

10月17日には、いきいき企画の介護ダンスイベントがあります。

看護や事務スタッフが協力して地域の皆さまに健康で元気になれるダンスをお届けします♪

ぜひご参加お待ちしております☆

 

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小さなエコ活動

先日、豊中SDGs勉強会に参加させていただいたなかで「循環型社会について私たちが出来ること」と言うテーマがありました。

グループディスカッションで産業廃棄物処理をされてる会社の方から「オシャレなコンポストバッグ」の話題があがり、

グループホームで出来そう❣️と思い早速購入してみました♪

バッグと土のセットが梱包されていてとっても簡単にスタート出来ました!(オシャレで違和感ないですね)

今日の生ゴミはキノコの石づき。細かく裂いてあげて(小さくした方が分解が進むそうです)

まぜまぜ。(本来ならバッグ内でしますが初めてなのでみんなに体験していただきました)

3か月程度毎日ちょっとずつ生ゴミを投入し、混ぜて「いきいき堆肥」を育てます☆

豊中市で販売されている堆肥「とよっぴー」のお名前に似せて「いきっぴー」なんて名付けて見ようかなぁ~(*’▽’)

ゴミも減らせて出来た堆肥はお庭の花壇で使用します!(^^)!

なにより入居者さんの毎日のお仕事ができましたね!

ご協力ありがとうございます♪

 

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⑪お別れのとき

その特養で過ごして1年1か月、別れは介護と同じく突然やってきました。夕方に連絡が入り、私が特養に着いたとき夫はすでに心肺停止状態で心臓マッサージを受けていました。その日、お昼ご飯をたくさん食べて普通に過ごして午後に心臓トラブルを起こしたのです。コロナ禍でしばらく面会もできていませんでした。最期はお腹もふくれてウトウトと眠るようにぽっくりと逝ったのです。苦しまずに良かったという思いとともに、あまりにも見事な死にざまに私は「コンチクショー」とも少し思いましたよ。だってこちらはさんざん苦労して介護してきたのに最後はなんのねぎらいの言葉もなく一人逝ってしまったのですから、ほんの少し夫をうらめしくも思いました。

コロナ禍の影響もあり斎場はどこもいっぱいで娘夫婦が一生懸命探してくれましたが、自宅からは少し遠いところになりました。機敏に段取りをしてくれた娘夫婦には本当に助けられました。つくづく娘を産んだことに幸せを感じました。一人っ子だったので小さいころ「犬の子でもいいからもう一人産んでよ」と娘が言っていたことを懐かしく思い出します。さみしい思いをさせましたが本当にたくましく育ってくれました。

私は淡々と喪主を務めました。火葬のボタンを押すときもとくに躊躇はありませんでした。後から娘が「お母さん、ためらいもなくボタン押したよね。夫婦ってそんなに割り切れるものなの?」と驚いていました。このとき私は無事に見送ることができること、そして痛みもなくあっという間に旅立つ夫に対して「良かったね」とむしろ清々しい気持ちだったのです。

親子と夫婦は違います。50年間の夫婦生活、良いことも悪いこともいろいろありました。娘が成人して夫が元気なときなら別れることもできたかもしれません。でも病気になってしまった夫を見捨てるわけにはいかない。もしそんなことをしたら私自身が後悔をする。娘に涙ながらに離婚したいと言ったあの日をピークにして私は夫を看取る覚悟ができたのかもしれません。だからやれることはすべてやり切りました。後悔はありません。

私はもともと困った人を放っておけないたちなのでしょう。だから看護師という仕事をずっと続けてこられたし、職場のなかでも気になるメンバーには声を掛けてきました。今でも昔のメンバーたちから助けやアドバイスを求められる「SOSの会」という会があるのです。お互いに「元気」を分かち合える会です。

悔いを残さず自分の納得できる生き方をしたいというのが私の介護のエネルギーだったと思います。こうして12年半におよぶ自宅での介護生活は私のささやかな財産となりました。(完)

公開日

⑩特別養護老人ホームへ

そうしているうちに私は73歳、夫は76歳の高齢の域に入っていました。

「このままでは夫も私も共倒れになる」、私はそう思って夫には特別養護老人ホームに入ってもらおうと決意したのです。そのころずっと夫を担当してくれていたケアマネジャーの「もうそろそろ在宅ケアも限界やね」と言ってくれたことも背中を押してくれました。夫にそれを告げると「お前は俺を捨てるのか」と怒りましたが、でも私はもうそのときが限界だったのです。娘も何度も家に来て夫を説得してくれました。了承してくれるまでに時間はかかりましたが入所の日が決まりました。なかなかベッドの空きがなく申し込みから2年、夫が倒れてから12年が経っていました。

入所の日には娘も来てくれて、いっしょにたくさんの荷物を運びました。夫から私へのねぎらいの言葉は一言もありませんでした。でも娘には「お母さんには迷惑を掛けた」と言っていたと後から聞きました。

友人は「よく12年も我慢できたね」と言われました。看護師だから?いえ、それはありませんでした。夫婦としてのご近所づきあいもありましたし、夫のプライドもやはり考えました。夫の介護の苦労話を友人にしても何かが解決するわけでもなく言う必要もないと思っていたのです。

夫を施設に預けることに最初は罪悪感が少しありました。しかしその特養のスタッフが高次脳機能障害についての知識が豊富で、患者個人を尊重する姿勢を見て安心しました。デイケアではあれほどトラブルを起こしてスタッフを困らせた夫でしたが、この特養に入ってからは信じられないほど態度が変わり穏やかな生活を送るようになりました。驚くことに苦情の電話もただの一度もありませんでした。やはりスタッフの専門性が高いことが患者にいかに良い影響を与えるかということを実感しました。あらためて現場教育の重要性を再認識させられたのです