紹介業者を介した採用は控えています。当ステーションに興味がある方は直接お問い合わせください>>>
指示に従う事を由とする職場にウンザリしている人に門戸を開いています
医療の場が、病院中心から在宅中心へとシフトしている今、看護師が患者さんに退院指導をさせていただく時間が奪われています。だから「病院でやり残した看護を訪問看護に引き継ぐ」という発想で、病院ナースと訪問ナースがひとつのチームとなり、看護の力で市民の健康や暮らしを支える存在になることとが必要だと考えます。
当ステーションはそんな訪問看護に興味があるという看護師さんからたくさん問い合わせをいただきます。しかし、看護師なら誰でもいいというような採用はしていないつもりです。でもしっかり話をして、お互い納得して入職してもらっても、ひと月が過ぎた頃から、ここに来てよかった!とイキイキする看護師と退職を考え始める看護師に分かれます。そして後者は概ね3カ月で当ステーションを後にします。後者の人に辛抱がないのではなく、ななーるにマッチしなかったという選択。でもそうなってしまっては不幸なのでミスマッチの防止策を検討しているところです。
当ステーションのモットーは、
生きるを活きるに導くことにより生命力を引き出す支援。そのため看護師はマニュアルに則り処置を施すのではなく、目の前の方が活きていない理由を考え、活きることを阻害している要因を取り除くケアを目指しています。
看護の視点で自由に考え行動することを求めていますが、そんな自由に魅力を感じて利用者と向き合える人は楽しみを覚え、それが難しい人は苦しくなって色々な言い訳や避難をして逃げ始めます。
この違いは何なのか?と考えると、これまで看護とは何か?をしっかり考え看護の視点を鍛えてきたか否かが大きく影響すると感じます。
ななーるは、看護を語り合えず、指示に従う事を由とする職場にウンザリしている人を求めます。そんなところにいたら成長は望めませんよ!経験年数など問いません。今よりもっと自由に、もっと患者さんの目線で看護がしたいと思う人はどうぞ見学にお越しください。まずは一緒に目指す看護の話をしましょう。
あなたのキャリアアップをサポートする環境を整えています。看護のやりがいと自らの成長を望む方はお問い合わせください>>>
ななーるの看護は、活きるためのサポートを提供します
「看護はすべての患者に対して生命力の消耗を最小限度にするよう働きかけることを意味する」というのは、近代看護の道を開いたナーチンゲールの言葉 です。その後、様々な理論家が看護を定義し、看護に対する考え方は多様になっています。また、看護の場は拡大し、多様な専門職との協働が求められ、看護へ のニーズは複雑化しています。
そんな現代において、自分たちは「看護」をどのように意味づけ、どんな対象に、どのような価値提供を目指すのかを明確にしておかなければ、道に迷うと考えます。
だから、
ななーる訪問看護ステーションでは、看護の原点であるナイチンゲールの理論を根底に、
「看護とは、看護師のかかわりで生命力を惹き出すこと」と定義します
「活きる」とは?
生きている価値を発揮することを、私たちは「活きる」と考えます。そして活きることにより、もっと前向きに生きようとして生命力が向上すると考えます。
活きる支援に向けて看護師は、利用者を取り巻く「環境」にかかわります。
「環境」とは?
環境とはその人を取り巻く全てのものだといえますが、私たちは中でも、内部環境=精神状態と身体機能、外部環境=ご家族の健康や心の状態、社会資源の活用や日常の衣食住を重視します。
ななーるの看護は「活きること」へのサポート
私たちは”看護の眼”で体調を管理し、”看護の手”で安心を提供し、生きる価値を一緒に見つけるのが仕事です。
「看護の眼」とは?
身体症状は、疾患からだけでなく精神状態から来る場合もあります。
看護師は笑顔で患者さんに触れながら、五感を使って「いつもと違うところはないか?」を常に観察します。そして変化があれば「何が原因だろう?」と、その 発生機序をアセスメントして、対応策を考えるというのが看護の眼。アセスメントするためには、医学と心理学の知識が求められます。
「看護の手」とは?
看護の手とは、“専門知識と技術を持っている”ということを意味します。
知識を使って、異常があればすぐに対応できる的確な判断力と、技術を使った心地よいケアで精神的な安定へと導くのが看護の手。そんな手で患者さんに触れることによる癒しの効果も提供したい援助です。
「生きる価値を一緒に見つける」とは?
残された身体機能を査定して、残存機能を使って生きている価値が実感できる生活(ファースト・ゴール)を、患者さん・ご家族を含めて考えます。
ゴールに向かうために必要な環境を整えるのが看護師の役割。医師と共に身体面・精神面を支えながら、ご家族への配慮と必要な専門職との連携でゴールへとサポートし、たどり着いたら共によろこび、更なるゴールに向かいます。
ななーるは急性期の看護も重視したいと考えています
治療の場が病院から在宅へと移行し、入院期間の短縮により術後の不安や不安定な症状を抱えて退院される患者さんが多くなっています。そのため私たちは在宅医と連携しながら、短期間であっても、高度な医療が必要な急性期をサポートしたいと考えます。
たとえば病院で臓器の摘出をされた患者さんに対して、訪問看護師は病院の看護師から引き継いで傷の状態や栄養管理、医療処置などを提供し、ボディーイメージの変化から来る不安に寄り添いながら、新たに活きる道を一緒に考えたいと思います。