的確なアドバイスをめざして


若いころは患者さんへの対応に戸惑うことが多かった

看護師になりたいと思ったのは、高校生の頃に見た救命救急を取り扱う看護師のドキュメント番組がきっかけでした。「こんな風にかっこよく働きたい」と思って看護師になった私は、若いころは「急性期看護を極めたい」という思いを持って働いていました。
最初に配属されたのは、外科病棟。がんの患者さんが多く、苦しむ姿や不安を口にされた時、どう対応していいのかわからず戸惑うことが多い日々でした。それでも患者さんは温かく私を受け入れてくださり、心が通じたと感じた時にはとてもうれしかったものです。

漠然と就職先を探すうちに・・・

その後、結婚を機に転職してICUに勤務。そうするうちに出産や主人の転勤などが重なり、パートで看護師をしながらも、看護への思いは後回しになっていきました。
子育ての関係で仕事を辞め、専業主婦をになって3年半が過ぎたころ、「そろそろ働きたいな…」と思うようになり、「長い時間は働けない。どうせパートだし、言われたことをするだけの仕事かな」という意識で就職先を探し始めました。漠然と「訪問看護もいいかな…」という気持ちで、「箕面」「訪問看護」で検索し、出てきたステーションのホームページをいくつか見たのです。そこで目にしたのが、ななーるのホームページでした。

今の自分を試してみたいと思った

メッセージを読むうちに、若いころの看護への後悔がとめどなく蘇ってきました。若いころ、自分の事で精一杯で、患者さんの思いに寄り添えずに看護していた後悔の場面を、いくつも思い出したのです。そして、子育てを経験し、自分の思い通りにはいかない事を学び、人として少しは大きくなったであろう今の自分を、試してみたいと思う気持ちが芽生えました。
またホームページに書かれていた「自分で考えて行動してほしい」というメッセージは、「短時間のパートだからといって諦めなくてもいいのだ」とう希望に変わりました。とはいえ3年半のブランクは不安だったのですが、見学に来て「ここで働きたい!」という気持ちが高まりました。その理由は、「決められたことしかできない人は来てもらったら困る」という所長の言葉に「ここなら成長できる」と感じたからです。

的確なアドバイスができる訪問看護師になりたい

%e9%ab%98%e5%8e%9f2正直なところ、私は人と話すのが得意ではありません。そんな私は、本当は訪問看護師に向いていないかもしれません。けれども、その不得意にチャレンジするよう背中を押してくれたのが、ななーるのホームページでした。
日々不安ばかりなのすが、利用者さんとお話しし、話の中からニーズをとらえて、いろいろなケアを考えることは楽しいです。そして利用者さんと向き合い、信頼関係を築き、的確なアドバイスができる訪問看護師として、経験を積みながら成長したいと思っています。

 

訪問看護師 高原聡子