腹膜透析を受ける方を積極的に支援しています
慢性腎不全が進行して末期に至ると、体の老廃物が排泄できないことから人工的に老廃物をろ過するための透析療法が必要になります。
透析療法には、血液透析と腹膜透析の2種類があり、ここれまでは血液透析が主流となっていました。
しかし近年の透析医療の進化により、高齢者には血液透析よりも体に優しい腹膜透析が推奨されつつあります。
ななーる訪問看護ステーションでは、PD(腹膜透析)支援センターの設置等、腹膜透析を始める患者さんを支援する体制を整えて、積極的なケアに挑んでいます。
PD支援センターが目指すこと

腹膜透析において、手技の習得や全身状態の管理は非常に重要です。
しかし私たちは、それだけでは十分ではないと考えています。
なによりも大切なのは、利用者さまが「これからの人生に希望を持って、前向きに生活していけること」。
その実現を支えることこそ、私たちPD支援センターの使命です。
透析導入をきっかけに、身体障害者手帳の取得や生活の変化を前に、落ち込みや不安を抱える方も少なくありません。そうした状況のなかでも、「その人らしい暮らし」や「日常の質(QOL)」を高めていく支援を、私たちは大切にしています。
また、退院支援において「手技の習得ができないと退院できない」といったお悩みを耳にすることがあります。
しかし、手技の習得に時間がかかることによる退院の遅れが、必ずしも本人・家族・医療機関にとって望ましい結果とは限りません。
ななーるでは、手技習得前の段階からでも在宅でのPD療養を支援できる体制を整えています。退院調整が難しいと感じた際も、どうぞお気軽にご相談ください。医療機関やご家族と連携しながら、最適な支援のかたちを一緒に考えてまいります。
PD支援センター長/佐々木早苗(看護師)


