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インターンシップを開催しました!(2)

9月上旬に看護学生さん向けにインターンシップを開催しました!
今回は3日間、1日間のそれぞれの日程で大阪大学から4年生がおふたり来てくださいました!
(写真右は長期インターンの丈達さん)


※写真撮影の時だけマスクを外しています。

ななーるのインターンシップ

インターンシップ開催中は、看護師に同行し実際の看護を体験していただいています。
またワークをしていただいたりと、訪問での看護実践の振り返りを行いました。
ワークでは「ななーるの看護『生きるを活きるに導く看護』について」「訪問看護師に求められること」について考えていただきました。

ワークを通して

ななーるの看護『生きるを活きるに導く看護』について

A, 長生きすることがその人にとって1番良い目標とは限らない。心不全などによる脱水・浮腫や体重増加があっても、リスクと向き合いながら飲酒や外食などの本人の楽しみも大切にし、その人にとって1番良い状態を目指す。

​A, よりその人らしさを尊重し、看護の視点から利用者さんのいきいきにつながるような関わりをする。利用者さん本人ができることは自分でできるように、また利用者さんの個性を活かしていく。

訪問看護師に求められること

A, 指導でなくどう工夫して生活の中で続けられるかを提供する。そのためには信頼関係が重要である。 その人の生活に何が必要か、どんなことができるかを話しながら探していく必要がある。
病院ではルーティン化や効率化が求められる場面が多いかもしれないが、在宅だからこそ利用者個人を尊重したケアが必要。

A, ご目宅にお邪魔して、生活の一部に我々訪問看護師と関わる時間がある。利用者さんにとっては小さな楽しみであることもあり、声掛けや関りを工夫し信頼関係を築くことが大切になる。何が必要かその場で考えて実行し、指導ではなく、どうすればその人にとって必要なことを継続できるかを考え、工夫する。

また、インターンシップ後のアンケートで感想をいただいていますので一部ご紹介します。

今回のインターンシップ・看護体験で、印象的だったことは何ですか?

A, ADLに一見問題はなく、1人でも生活できなくはないと考えられても、認知機能に不安があったり、精神不安が強かったり、予防的な介入が必要なリスク状態と考えられる利用者さんの存在を知ったこと。

実際にななーるの看護師と訪問することで、実際の働くスケジュール感などインターンシップでしかお伝え出来ないこともたくさんお伝えできたかなと思います。今回応募してくださったおふたり、ご参加ありがとうございました!また長期インターンの丈達さんもお手伝いありがとうございました!
まだまだインターンシップは随時開催中ですので、ご応募お待ちしております!

文責*金谷玲子


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