増悪を予防して豊かな暮らしの継続を支援します
心不全は、さまざまな心疾患をお持ちの方が辿る先であり、高齢者の方にとっては気をつけなくてはいけない心臓のトラブルの一つです。
高齢者の方は、心不全が悪化して入院するたびに全身状態が1段階ずつ低下し、入院前の状態に回復することはないといわれます。慢性的に心不全の増悪を繰り返すと入退院を繰り返すことになり、そのたびに体の機能が段階を追って低下し、徐々に暮らしの質が落ちていきます。
増悪を防ぐのは、「塩分や水分の取りすぎを防ぐこと」「過労を防ぐこと」「治療薬を忘れず飲むこと」が大切です。しかし年齢を重ねると認知機能も低下して自己管理が難しくなる方も多いのが現状です。
ななーる訪問看護ステーションでは、急性増悪による入院を阻止して心不全とうまく付き合いながら豊かな暮らしが継続できる支援を提供します。また増悪傾向を早期に発見し、自宅で対処することにより入院に至らないようにサポートするのも看護師の重要な責務だと考えています。
心不全看護については、心不全チームを結成して専門的なケア向上に努めていますので、安心してご相談ください。
専門的なケア向上に向けて
在宅療養中の心不全患者さんは、病気の重大性を理解し、必死で療養法を実践している方、強心剤持続点滴を投与している重症心不全の方、自分なりに療養法を実践しても心不全入院を繰り返す方などさまざまです。
在宅における心不全看護の中でも、特に心不全徴候を見極めるフィジカルアセスメントは重要です。ななーる訪問看護ステーションではスタッフの知識や技術が向上できるよう、OJTでの実践や事例検討会を開催し学びを深めています。
心不全は進行性の疾患であり、病状変化に対し利用者さま・ご家族の気持ちも揺らぎます。日々の看護を振り返りながら利用者さまやご家族に寄り添い、その人らしい活き方を支援できるスタッフの育成をめざしています。
また訪問看護での実践を病院にフィードバックし、病院—在宅で協働できる体制づくりにも力を入れています。
慢性心不全看護認定看護師 岡田悦代


