不安を安心に変えるお手伝いをいたします。
なんだか時折不安になる・・・そんな気持ちで毎日を過ごす方を減らすのが私たちの役割です。私たちは医療の知識を持ってみなさまのお宅に訪問し、不安を安心に変えるお手伝いをいたします。当ステーションは、心の痛みを和らげることで、体の痛みが和らぐという考えのもと、みなさまの「心」に1番に目を向けます。ゆったり対話を大切にしたかかわりを重視し、気持ちを楽にしていただくことを最優先に考え「来てくれたらホッとする」と言われる看護を提供しています。
このような方はご相談ください。
- 住み慣れた家で安心して療養したい。
- 病気や痛みで生活が不自由。この先が心配だな・・・
- 最期の時まで、自宅で穏やかに過ごしたいのだけれど・・・
訪問看護師は、医療処置や健康管理・療養上の相談にとどまらず、暮らしの中に〝楽しみ〟や〝生きがい〟を見出せるように、利用者さま やご家族と共に歩むパートナーでありたいと願っています。
ななーるがめざすのは「生きる」を「活きる」に導く看護
ななーる訪問看護ステーションの「看護」
私たちは「看護」の定義を「看護師のかかわりで生命力を惹き出すこと」と考えています。
ななーる訪問看護ステーションのがめざすのは、「生きる」を「活きる」に導く看護。ご自宅で医療が必要な方々の、いつでも気軽に相談できる「かかりつけ看護師」になり、命を長らえ生きるためのご支援とともに、生きる意味を共に考え、心を支え、気持ちに活力を与えるサポーターになることをめざします。
訪問看護師はご自宅でこんな看護を提供します
訪問看護はかかりつけ看護師として、定期的にご自宅に訪問して看護を提供します。
- 看護師が測定や観察をして身体に変化がないかを判断します(異常があれば、医師に相談して対処します)。
- 身体の苦痛・痛みが緩和できるように、個別的なケアを提供します。
- 体調に関することや療養生活を送るうえでの心配事などのお話を伺い、心が軽くなるようにアドバイスさせていただきます。
- どうしたら、暮らしがもっと豊かになるかを一緒に考え、サポートします。
- ※必要に応じて医師の指示による注射・点滴など医療処置を行います。
- 訪問後はご利用者のかかりつけ医に報告し、診療計画に役立てていただきます。
みなさまの“かかりつけ医”と常に連絡をとり合いながら看護をさせていただきます。かかりつけ医をお持ちでない場合は、訪問診療をされている医師をご紹介しますのでご安心ください。
ななーる訪問看護ステーションが選ばれる理由
心を癒し、生命力を惹き出す看護を提供します
お体の不調は、疾患からだけでなく、心の状態から来る場合も多いものです。ななーる訪問看護ステーションでは、お体の観察はもちろんのこと、常に心の観察に努め、心を癒す対応の提供を心掛けています。心の安らぎとともに、前向きな気持ちになっていただくことで、お体を心地よい状態に近づけながら、生きる意味を共に考え、看護の力で生命力を惹き出します。
医療ケアを強化し、24時間いつでも相談を受け付けます
手術直後や持続点滴、人工呼吸器の装着など、医療ニーズの高い方を積極的に受け入れて、看護を提供いたします。医療ニーズの高い方は、ご本人やご家族の不安が大きいものですが、土日も含め、24時間いつでも相談できるシステムを整えていますので、どうぞご安心ください。
痛みを緩和し、ご自宅での看取りをサポートします
ご自宅で最期を迎えるにあたっては、ご自身やご家族の不安の大きさは計り知れません。ご自身が望む、最期の生き方が実現できるよう、しっかりご本人やご家族と話し合い、不安に寄り添い、医師や介護職、その他さまざまな専門職と協力しながら、最期の時を穏やかに過ごしていただけるように訪問看護師がサポートいたします。そのために私たちは、心と体の痛みを和らげるケアにも力を入れてまいります。
たとえばこんな方が訪問看護を利用されています
認知症で生活のしづらさが増えてきた。
・認知症の進行を遅らせる手立てが欲しい。
・認知症の適切な治療相談や日々の暮らしのケアを受けたい。
突然不安が襲うとことがあり、なんだか心が重い毎日
・時折体調が悪くなるが、検査をしても大きな異常は見つからない。
・夕方になると手足がしびれたり、体の不調が出てくる。
がんで余命を告げられた
・残りの時間を自宅で穏やかに過ごしたいのでサポートが欲しい。
・痛みが強い・・・。痛みが和らぐケアをしてくれる看護師に来て欲しい。
消化管ストーマ(人工肛門)、尿路ストーマ(人工膀胱)を造設した
・パウチの交換をするのが困難で、ケアを続けていく自信がない。
・元々皮膚が弱くてトラブルが予想される。頻回に観察して予防的なかかわりをしてほしい。
慢性呼吸不全のために、在宅酸素療法(HOT)を行う
・少し動くと息苦しくて在宅酸素療法を導入するが、自信がないので不安が大きい。
・呼吸状態が不安定で、酸素を吸って生活していても時折苦しくなるので不安が強い。
糖尿病による血糖コントロールが困難
・血糖が不安定で倒れた経験がある。自己注射を始めたが、自宅でうまくできるか心配。
・高齢なので、自分の力で血糖測定や服薬管理をする自信がない。
気管切開をして自宅で療養する
・不安なので、介護の相談にのってくれる看護師がほしい。
・定期的に全身状態を観察しに来てほしい。
難病で自宅療養を行っている
・薬のコントロールをサポートしてほしい。
・進行の不安に寄り添い相談できる看護師がほしい。
など・・・
近年、医療の場は病院から自宅へとシフトし、これまで病院で行われていた医療行為は、殆どご自宅で行うことが可能です。
お身体の調子が悪くても、住み慣れた家で治療しながら楽しく暮らすのがこれからの社会。そのために、私たちがみなさまの“かかりつけ看護師”として、心と体を護りながら一緒に生きがいを見つけ、安心で豊かな暮らしをお手伝いします。