人生の最終ラウンドを伴走させてください
人生における最後の時間をどこで、どう過ごしたいかを考えるのは容易な事ではありません。家族の暮らしの尊重や、自分が死に向かう不安を思うと、簡単には希望を語ることなどできないかもしれません。そんな方々を支えるのが、私たち訪問看護師の使命です。
ご自身周りの家族も後悔しないような最後の時間を過ごしていただけるよう、様々な選択肢を視野に入れながら、最期はホスピスを選ばれるならばそれまでの時間を。できることろまで自宅で自由に暮らしたいと望まれるならゴールを共に考えて。最期まで住み慣れた自宅で自分らしく過ごしたいという方にはご自宅でのお看取りを。そんな希望が自然に出てくるような支援を、私たちは大切にしたいと考えています。
※緩和ケアはご自宅でも受けられます。
ご自宅で痛みを緩和するために麻薬の持続点滴も可能です。
皆様の心の声を聞かせてください。
寄り添い、そっと背中を押せる存在に。
答えは自分の心の中にあります。諦めず、自分がしたいと思うことを表現してよいと思います。「まだ、病気が信じられない」「どうしたらよいかわからない」というお気持ちは自然なことです。私たちは、心の声をお聞かせいただき、その変化に気づき寄り添い、そっと背中を押せる存在でありたいと思っています。
ななーる訪問看護ステーションが、人生の最終ラウンドにおいて安心して歩んでいただける伴走者となれたのであれば、大変嬉しく思います。
管理者/認定看護管理者
前 久栄(看護師)


