心不全をお持ちの方へ

増悪を予防して豊かな暮らしの継続を支援します

心不全は、さまざまな心疾患をお持ちの方が辿る先であり、高齢者の方にとっては気をつけなくてはいけない心臓のトラブルの一つです。
高齢者の方は、心不全が悪化して入院するたびに全身状態が1段階ずつ低下し、入院前の状態に回復することはないといわれます。慢性的に心不全の増悪を繰り返すと入退院を繰り返すことになり、そのたびに体の機能が段階を追って低下し、徐々に暮らしの質が落ちていきます。
増悪を防ぐのは、「塩分や水分の取りすぎを防ぐこと」「過労を防ぐこと」「治療薬を忘れず飲むこと」が大切です。しかし年齢を重ねると認知機能も低下して自己管理が難しくなる方も多いのが現状です。
ななーる訪問看護ステーションでは、急性増悪による入院を阻止して心不全とうまく付き合いながら豊かな暮らしが継続できる支援を提供します。また増悪傾向を早期に発見し、自宅で対処することにより入院に至らないようにサポートするのも看護師の重要な責務だと考えています。

心不全看護については、心不全チームを結成して専門的なケア向上に努めていますので、安心してご相談ください。